「子どもに教える」に携わる、全ての人へ。
習い事って、何のためにあるのでしょうか。
知識を教えるため?
技術を習得するため?
それももちろん大切ですが、
子どもの中にある可能性の種を芽吹かせる場所
であると私たちは考えています。
習い事という場所において、
講師と子どもは「教える人」と「教わる人」との関係性から、
ともすれば「上下の関係」になってしまいがちです。
しかし、「上から下」へのコミュニケーションでは、
子どもの翼を折り、子どもの中にある可能性の種を枯らせてしまうことがあります。
私たちは、「教える」という概念を見つめ直したい。
その想いから、
教えることのコミュニケーションを考える
「ティーチングコミュニケーション」という名をつけました。
上から下へ、講師から生徒へ、一方的に与えるだけの関係ではなく、
双方向に与え合うコミュニケーションを目指して。
「教える」ことを、今いちど、一緒に見つめ直してみませんか。
子どもたちの可能性のために。
監 修
メッセージ
「教える」ということばをそろそろ変えなければいけない時代かもしれません。
教えるよりも、引き出す、相手の心に火をともす、問いをもっと質の高い問いへと一緒に高める……
そういうことが「教える」人の本当の役割なんです。そうしたほうが相手は深く「学ぶ」ことが、最近の脳科学その他で明らかになってきました。
「教師」ではなくて「育師」「コーチ」「ファシリテーター」等々が求められています。この講義でそうした発送の転換の面白さをいっぱい学んでください。
汐見稔幸(しおみ としゆき)
教育学者、臨床育児・保育研究会代表、東京大学名誉教授、白梅学園大学前学長
1947年 大阪府生まれ。
2018年3月まで白梅学園大学・同短期大学学長を務める。
東京大学名誉教授、日本保育学会会長、全国保育士養成協議会会長、白梅学園大学名誉学長、社会保障審議会児童部会保育専門委員会委員長、一般社団法人家族・保育デザイン研究所代表理事。
専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。21世紀型の教育・保育を構想中。
保育についての自由な経験交流と学びの場である臨床育児・保育研究会を主催。
同会発行の保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』の責任編集者も務め、学びあう保育の公共の場の創造に力を入れている。
代 表 ・ 講 師
メッセージ
先生は 子どもにとって憧れです。
先生みたいになりたい!
先生に認められたい!
そう思って 子どもは伸びていくのだと思います。
そんな、子どものやる気やワクワクする気持ちを引き出してくれる先生に、
子どもを託したい、それが親の願いです。
でも、子どものやる気を惹き出す言葉って、なんでしょう?
スキルを教えることは得意でも、子どものやる気を伸ばすコミュニケーションって難しいですね。
やらせてできるようにすることが「教える」ことではなく、
子ども自身がもっと頑張りたい!と思えるように育てることが
「教える」ことの本当の意味だと思います。
そんな「教える」=「ティーチングコミュニケーション」を学んで、
子どもを育てる「先生」を一緒に目指していきましょう。
天野ひかり
NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事。
上智大学卒業後、テレビ局アナウンサーを6年勤めフリーに。
NHK『すくすく子育て』キャスターとしての経験を生かし、全国の親子に寄り添いながら、
親子コミュニケーションアドバイザーとして講演会、企業セミナー講師などを務める。
著書に『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)
『賢い子を育てる夫婦の会話』(あさ出版)など。
協 会 概 要
団体名 | ティーチングコミュニケーション協会 |
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運営元 | NPO法人親子コミュニケーションラボ(リンク https://oyakom.com) |
代表 | 天野ひかり(リンク https://amanohikari.com) |